ティール組織ーー新しい働き方のスタイル を30分でざっくり読んだ感想
読んだ本
- 作者: フレデリック・ラルー,羽生田栄一,エティエンヌ・アペール,中埜博,遠藤政樹
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2018/11/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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本の概要
ティール組織について、イラストを使って分かりやすく説明している本です。
一度ティール組織を読もうとして挫折してしまった自分にとっては、リベンジのつもりで読んだのですが
ある程度イラストを見るだけで概要をできるような構成になっていて、ティール組織の入門としては、とても入りやすかったです。
マネジメントなどの知識がなくても挫折せずに読める構成になっていること、とてもすごいなと思いました。
また、入門書であるのと同時に、内容はとても詳しく書いてあるため、何度も読み返すことで知識を深く定着できるなと思いました。
ティール組織とは・・・?
従来のレッド(略奪品の分配)・アンバー(同一労働・同一賃金)・オレンジ(個人的なインセンティブ)・グリーン(チーム全体へのボーナス)な組織と異なる、全く新しい組織モデル。
安心安全の場をつくる、ストーリーテリング、振り返りのための場、ミーティングなどを通じて、主体性を持つ・常に進化し続ける・価値観を超えることができる。
感じたこと
抽象的な内容なので、イラストを通じてざっくり理解することはできましたが、深く読むためには、30分では時間が足りないなと思いました。
すごくいい本だと感じたので、Whole Mind Systemに従って何度も読もうと思います。
サイボウズの働き方や、最近読んだ「すいません、ほぼ日の経営」なども、ティール組織の具体例なのかなと感じました。
また、カイゼンジャーニーで挙げられている組織も、ティール組織の具体例になるのかなと思いました。
カイゼン・ジャーニー たった1人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで
- 作者: 市谷聡啓,新井剛
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2018/02/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ティール組織の具体例に当たる組織についての本などたくさん読んでから、ティール組織を読むと、より深い気づきが得られるかもしれないなと思いました。
疑問に思っていること
純粋に読み足りていない箇所もあると思うので、繰り返し読んで理解していこうと思います。
- ティール組織が良いということを、ティール組織を知らない人にどう伝えるか
- 既にオレンジである組織を、ティール組織に変えるために、組織の下っ端である人に何ができるのか?
- エゴが閉じている人に対する働きかけ
今回の読書で、組織をどう変えていく必要があるかは分かりましたが
オレンジの組織をティール組織に変えることは容易ではないと思うので、どう変えていくのか、もっと理解しないといけないなと思いました。
その他
自分は、導入が難しい本をじっくり時間をかけて読むのが苦手なので、本当に読みやすかったです。
脚注に下記のイラストもあったので、何度も読みつつ理解していこうと思いました。