【読書】老人と海

読んだ本

老人と海 (光文社古典新訳文庫)

老人と海 (光文社古典新訳文庫)

 

 

なぜ読んだか

「読書という荒野」を読んで、ヘミングウェイの本を読みたくなったため

小説は普段読まなかったのですが、読んでみようと思いました。

 

概要

Wikiのあらすじが、とても参考になりました。

ja.wikipedia.org

 

 

学んだこと

我慢の大切さ

老人は2日間、カジキと格闘します。

一気に釣り上げるのではなく、長期戦をあえて選んで体力勝負をして、最終的に釣り上げます。

 

日常で生きていると、大局観を忘れてついつい急いでしまうことも多いですが

局面を冷静に見極めて、最適な行動をしていこうと思いました。

 

 

成功するための大変さ

老人は、2日かけてカジキを釣ります。

2日かけて釣ったカジキを1日かけて持ち帰ろうとしますが、最終的に鮫に食べられてしまいます。

カジキがボロボロになっていくのは、老人のメンタルがボロボロになっていく様のようで、成功するのはとても大変なことなんだなと思いました。

 

 

負けとは何か

 

人間、負けるようにはできてねえ。ぶちのめされたって負けることはねえ

負けてしまえば気楽なものだ。こんなに気楽だとは思わなかった。さて、何に負けたのか

(本文より)

カジキを鮫に食べられていく際に、屈強で勇気のある老人が発言する言葉です。

私は、この言葉を「どれだけ失敗しても生きて再びチャレンジし続けていれば、負けではない」というニュアンスだと解釈しました。

負けは心が死んでしまうことで、カジキを守ることはできなくても、私の心はまだ生きているということなのかなと思いました。

 

この辺の解釈は、この本を読んだ他の人からすると甘いのかもしれません。

定期的に見直して、学びを深くしていきたいです。

 

「死ぬこと以外、かすり傷」という本がありますが、趣旨はこういうことなのでしょうか。

 

 

小説は今まであまり読んでこなかったですが、小説から学べることはたくさんあってとても充実するため、読んでいこうと思いました。