【読書】ブランド人になれ! 会社の奴隷解放宣言

読んだ本

 

なぜ読んだか

Twitterで度々炎上している田端さん、どのように考えて生きてきたのか・生きているのか、気になったので読んでみました。

また、Kindle Unlimitedで読めたため、読みました。

 

概要

会社に囚われず働く田端さんの話から、現代社会の生き方について書かれた本です。

 

 

感想

田端さんは凄い人!

田端さんは、NTTデータリクルートライブドア→LINE→スタートトゥデイ と、様々な会社を渡り歩いて様々なサービスを作り上げてきました。

私が普段アプリで使っている、R25作ったのは田端さんということも、初めて知りました。

 

今までTwitterでよく炎上している人、くらいの認識だったのですが

その裏には様々な計算が立てられていることを学び、世の中で活躍している人の思考を読めてとても面白いなと感じました。

 

 

言葉をリノベーションする

田端さんは、パワーワード(炎上しないやつは燃えないゴミ など)を使うときに

過去こう言っている先人たちがいるという言葉の引用をしています。

 

この引用ができるのは、とても強いなと思いました。

自分だけの言葉で語るよりも圧倒的に説得力が増しますし、論理も立ちやすいなと感じました。

 

現代の情報について真剣に考えて、過去の言葉を借りつつ

21世紀のものに差し替えてインパクトのある言葉を出していく手法はとても良いなと思い

私も様々な本から好きな言葉を見つけて実践していきたいなと感じました。

 

 

学んだこと

奴隷の幸福

Capitalism without capital is just an ism.

キャピタル(資本)のないキャピタリズムは、ただのイズムだ。

(ジェシージャクソン)

奴隷の幸福から解放されて、新しい生き方を探していく必要があることを、先人から学びました。

 

 

 

量は質に転化する

他人に喜ばれるために、まず量をこなすことが重要だということが書いてあり

田端さんは、圧倒的に努力をしているカッコいい人だからこそ自分に自信があり

Twitterとかでもプロレスを仕掛けていけるのだなと思いました。

私も、もっと圧倒的に努力をしていきたいです。

 

 

他者と向き合う

田端さんには子供が3人いて、普段から家庭があることを知りました。

家族は究極の他者であり、相手のことをどれほど思いやっても理不尽が付きまといます。

自分のブランドを作っていくためには、他者と向き合うというビジネスの基本がそもそも大事ということを家族から学ぶ必要があることを学びました。

 

 

炎上しないやつは燃えないゴミ

こういうことを書くと、炎上する人は燃えるゴミなのか?みたいな本筋と関係ないツイートがたくさんくるだろうなとは思います。

 

私がすごいなと思ったのは、幕末最高のブランド人である坂本龍馬から学んで

言葉を引用した上で、自分の言葉で現代風にアレンジした炎上しないやつは燃えないゴミというパワーワードが出せることがすごいなと感じました。

世の人は 我を何とも言わば言え 我成す事は 我のみぞ知る

坂本龍馬