【読書】雇用・利子および貨幣の一般理論(まんがで読破)
読んだ本
雇用・利子および貨幣の一般理論 (まんがで読破 MD134)
- 作者: ケインズ
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2015/06/17
- メディア: 文庫
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ケインズが提唱した、雇用・利子および貨幣の一般理論について漫画で書いた本です。
学んだこと
有効需要
アダムスミスは、市場の均衡について見えざる手と言っていた。
また縦軸に価格、横軸に生産量(購買量)を取る、需要・供給曲線を基準として市場について論じていた。
ケインズの有効需要は、第一次世界大戦後の不況のときに生まれました。
従来の経済学では、市場が不況の際には放っておけば元に戻る。と言うものが普通でしたが、それでは不況の際に失業してしまった人を救うことができません。
不況の状態を脱却するため、政府が貨幣を発行して経済を回していくことを提案した。
貨幣を発行してお金が回るようになると、消費者の消費意欲が増えるため経済が回る(有効需要の増加)という風に不況を脱却できるようになるとのことです。