【読書】まんがでわかる 学力の経済学
学力や教育は目に見えにくい分野です。
私は小さい頃から勉強が得意な方でしたが、勉強が苦手な子や、運動が好きな子など、様々な子がいます。
どうして子供には差がつくのか、子供の成長過程には何が関係するのかが気になり、この本を読みました。
読んだ本
- 作者: 中室牧子
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2018/12/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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子供は個性や外部環境などがそれぞれ違うため、感覚で子供に対して教えることが多くなりますが
科学的な方法を使って、データから導き出される教育についての本です。
学んだこと
努力をほめる
ミューラー教授らが実験をして、能力が褒められた子供よりも努力を褒められた子供の方が成果を出し続けることが分かっているそうです。
非認知能力
教育をする上で見える能力と同じように重要なのが、気質や性格的なもの(非認知能力)です。
子供にも非認知能力を意識して学んでもらうことが重要だということを学びました。
教育の分野は、心理学などもとても近い分野かなと感じました。
感想
エビデンスは知っておいた方が良い
子供に教えるときに感覚だけで教えるよりも、教える上での根拠や指針は知っておいた方が良いなと感じました。
本にはたくさんの参考資料があったため、参考の資料を読みたいです。
本の中にあった相関関係は、あくまでも相関であり、必ずそうなる訳ではないため
いつか生まれてくる自分の子供に対しては、事例などを頭に入れておきながら
目の前の子供に対して、真摯に向き合って問題解決をしていくことが重要だと思いました。