【読書】仕事に追われない仕事術
最近は落ち着きましたが、以前は仕事に追われる時期もありました。
タスク管理をしていても、うまくいくときは良いですが、うまくいかないときにマネジメントができなくなってしまう。
きついときにタスクマネジメントをちゃんと働かせるために、本書を読みました。
読んだ本
- 作者: マーク・フォースター,青木高夫
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2016/10/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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マニャーナの法則・ダッシュ法・ファーストタスクなどについて解説を行なっている、タスクマネジメントのための本です。
忙しいだけの仕事ではなくて、チャレンジングな本当の仕事に集中するという仕事の本質に触れている本です。
内容
タイムマネジメントの基本的な考え方
7つの原則
- 明確なビジョンが存在する
- 一つの事に集中する
- 少しずつ頻繁に行う
- リミットを設ける
- クローズリストを使う
- 突発の仕事を減らす
- コミットメントと興味を区別する
NOと言う、その際に言い訳をしない
入社して2年間は、なんでもがむしゃらにやってみましたが、NOと言うこと、すぐに取り掛からないことを意識するようにしてもいいなと思いました。
オープンリスト(無制限に追加されていくTODOリスト)ではなく、クローズリスト(チェックリスト)にすることで1日のタスク量を調整する。
緊急度によって、今日取り掛からなくて良いものは明日に回す。本当の仕事に集中する。
マニャーナの法則
クローズリストと言われても、いきなりタスクを増やさないようにすることは難しいと思います。
そこで使用されるのが、マニャーナの法則です。
マニャーナとはスペイン語で明日という意味、明日やるを基本にする事で仕事を完全に終わらせる画期的な方法です。
以下の2つの原則を守る事で、マニャーナの法則を守ることができます。
- 新しく発生した仕事は「明日やる」を基本にする
- クローズ・リストを使う
タスクは今日やるタスクと明日やるタスクに分類して、新しく発生した業務は明日やるタスクに割り振ります。
聞かれたことなどはついつい当日に答えてしまいがちですが、簡単でない新しく発生した業務については、極力次の日に取り掛かることを心がけようと思いました。
ダッシュ法
時間を事前に決めて、その間集中してタスクを終わらせるというタスクの取り掛かり方。
ポモドーロテクニックと近いような考え方だと感じました。