【読書】目の見えない人は世界をどう見ているのか
読んだ本
- 作者: 伊藤亜紗
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2015/04/16
- メディア: 新書
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視覚障害者やその関係者に対して行なったインタビューやワークショップをもとに、請願者である著者が感じた「世界の別の顔」の姿をまとめた本
学んだこと
見えないことと目をつぶることは全然違う
生物学者の認識論?や環世界の話などが出てきて、与えられる意味や価値はそれぞれによって違うという話。
動物と人間の世界認識―イリュージョンなしに世界は見えない (ちくま学芸文庫)
- 作者: 日高敏隆
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2007/09/10
- メディア: 文庫
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共存の難しさ
請願者はどうしてもサポートするという意識になってしまって、お互いに楽しくない。
凝り固まった距離感について、考え直さないといけない。
空間・感覚
- 情報量が少ない
- 視界がないからこそ、慎重になる
- 立体感覚、色彩感覚のズレ
- 点字=触覚は間違い
運動
見えないからこそ、自分のイメージに強く没入する必要がある。
身体の使い方だけでなく、集中するときの感覚など参考にしたいなと感じました。
ユーモア
- 不自由さの扱い方
- 回転寿司はロシアンルーレット
どんな状況でも前を向いて生きる必要があると感じました。
自分の使える情報をフルに活かして、やれることを頑張ろうと思います。