【読書】なぜ最近の若者は突然辞めるのか
読んだ本
- 作者: 平賀充記
- 出版社/メーカー: アスコム
- 発売日: 2019/05/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
学んだこと
離職率自体はそこまで変わっていない
厚生労働省が出している離職状況のデータから見ると、30年前から3年以内に辞める若者の数は同じ。
しかし、離職率が上がっている傾向に見られるようなことが多い。
最近の若者の特徴
- 批判が嫌
- 平凡であることを好む
- SNS社会の住人(過剰な忖度、予防線、カモフラージュ、カマチョ、リア充感、被害妄想)
- ヨコ社会(ワンピースが神。マウンティング過剰)
- 会社への意味付けの変化(会社は空間の一つ)
どう向き合うか
一般的マネジメントセオリー
- 関係性を作る
- 共感を育み、心理的安全を提供する
- 内発的動機に点火する
若者とのコミュニケーションキーワード
- 一人ひとりを意識した個人レベルの対応
- 上から目線ではないフラット目線
- レスポンスの重要性
職場のあり方
職場はプラットフォームのような構造になり、人材は抱え込むのではなくオープンソースとして捉える未来がやってくる。
上記のようなプラットフォームの構造で、人材の目的意識を満たすための意味付けをどのように設定できるかは良くわかっていないです。
フリーランスの人の働き方は、上記のプラットフォーム内での働き方だと思うので、フリーランスの人の「お金以外」の内発的動機づけについて、詳しく知りたいなと思いました。
感想
どちらの気持ちも分かる
私は新卒で入社して、今年3年目の人なので、先輩・同期・後輩を見ていて、どちらの言い分も分かるなあと思っています。
自分も含め「若者」には、内発的動機づけに火がつかないとやる気が出なく、成果がイマイチになる人は多いのではないかと感じています。
内発的動機づけは人それぞれなので、チームのそれぞれの人にあった内発的動機づけがチーム内でできるといいなと思いました。