【読書】ザ・マインドマップ
読んだきっかけ
情報を書き溜める場所や書き留め方に困ることがよくあります。一般的なメモであれば、ディレクトリ構造で情報をまとめていきますが、書いている途中で構造的に破綻することがあります。一方で構造化しないとディレクトリあたりの情報量が多くなり、見つけにくくなります。
情報をまとめていく上で、効率の良い方法を探して、本書を読みました。
読んだ本
- 作者: トニー・ブザン,バリー・ブザン,近田美季子
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2013/02/16
- メディア: 単行本
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- 「学び方」をどうやって学ぶのか
- 「考える」とはどういうことなのか
- 記憶術として最強の技法は何か
- 創造的思考法として、もっとも優れたテクニックは何か
- 速読術の中で、速度・効率とも最高の手法は何か
- 思考法全般の中で、何がいちばん優れているか
- 新しい思考法や究極の思考法は開発できるのか
マインドマップについての本です。
本から学んだこと
脳の動き
- 直線思考(一次元的)
- 平面思考(二次元的)
- 放射思考(多次元的)
マインドマップ
特徴
マインドマップは思考全般に使えるツールで、考えていることを視覚化して図で表す。「脳の万能ナイフ」と評されるマインドマップは、あらゆる認知機能に応用でき、記憶、創造性、学習の3分野でとくに大きな効果を発揮する。
テーマを1つ決め、そこから放射線状に書くことで、多次元的な思考ができる。
イメージ(絵)を使用する
描かれている言葉をイメージにすることで、アイディアを生み出しやすくする。
落とし穴
- マインドマップではないマインドマップを作る
- 単語よりフレーズのほうが意味が深いと誤解する
- 1つのブランチには、キーワード1つ
- ごちゃごちゃなマインドマップはダメであると考える
- ごちゃごちゃ→整理していく
- マインドマップに対して否定的な感情を持つ
用途
- 意思決定のため
- ノートを取る
- 自己分析
- スケジュール管理
- ブレインストーミング
本を読んで感じたこと
ディレクトリの整理方法
あまり深く考えずに、細かくディレクトリは設定しておいて、上位概念の存在が必要になった段階で整理していくのが良いと思いました。
例:iOSの情報をまとめるためのディレクトリを用意しておいて、Androidの情報をまとめる必要が出てきたら、Mobileを用意してiOSとAndroidを入れる。さらに、Webのディレクトリも必要になったら、フロントエンドとしてまとめるなど。
ブログの位置づけ
Twitterに書くこと・ブログに書くこと など、SNSによってどのような書き分けをしようかと思ったことがあります。あまり考えずにSNSやった方が気楽ですが、ルールを設けていかないと、ブログに何でも書きそうなので、ブログの位置づけを考えました。
下のような書き分け方で、複数のツールに頼って思考を整理していくことが良さそうだと感じました。