Yahoo! JAPAN Hack Day 2019 参加レポート
Hack Dayが楽しかった気持ちを少しでも忘れないように、記事を書きました。本当に楽しかった。記事を上げたら寝ようと思います。
前回
昨年は、初めてのハッカソンでした。初めてで何もできなかった思い出があります。
準備
今年は「普段の業務ではできないような、技術的な遊びをしよう」というテーマで各々アイデア出しを始めました。前回と同じ3人のメンバーで参加しました。
以下の記事が準備段階での記事です。(#2以降が書かれることはありませんでした)
メンバーの技術スタックが、iOSとアルゴリズム周りだったことと、AR/機械学習周りの知識を使ってみたいということだったので、それらの技術を使用するアイデアを考えました。
メンバーと話していて「プレゼンの聞き手をじゃがいもにする」アイデアが、使いたい技術的にも丁度良いからやってみようという話になり、「人の顔をじゃがいもにするアプリ」で進めました。
事前準備は、何となく必要な技術を調べることと、Githubのリポジトリを作ってプッシュ/プルのチェックくらいでした。
当日
やったこと
- リアルタイムに顔を認識し続ける
- 顔を認識したところに3Dモデルを貼る、顔に追従させる
- ハコスコ(Cardboard)で表示できるように2画面表示する
- 3Dモデリングを作る
- 3Dモデリングを表示するモデルの調整をする
- 資料作成/発表準備 など
3Dモデリング以降の作業をチームメンバーにお願いし、私は顔の認識と追従、その他UI周りの調整を行っていました。
技術的に新しく学んだことや頑張ったことは多いのですが、今回はハッカソン全体の話をしたいので割愛します。
やらなかったこと
ハッカソンでは、「やること」よりも「やらないこと」を決めることの方が大事だと去年学びました。
諦めたことは、以下のような項目です。この辺りチームメンバーと話し合いながら、やることを決めていきました。
- プレゼンで話している言葉のスピードから、早い/遅い などを表示する
- じゃがいもを人の顔にして、笑顔や悲しい顔など表示する
今回はこれらの項目を諦めて、とにかく「じゃがいもをきれいに表示する」ことだけに特化させました。
発表
チームメンバーの発表がとても上手かったです。会場でじゃがいもの写真が出たときに、結構笑って頂けました。本当に嬉しかった。
また、発表終わりのブースで「じゃがいものやつ!」という感じで多くの方に認識して頂けて、実際に触ってもらえて、フィードバックを頂けて嬉しかったです。
じゃがいも作りました!! #つくるってたのしいね pic.twitter.com/plgr2LQuvM
— 46kuro (@kuroFront46) 2019年12月15日
学び
Hack Dayは開発が終わらなかったり、思い通りにならない時間帯もある分、本当に毎回学びが多いです。今回学んだことは主に以下の3点です。
- 新しいことを学ぶ
- 尖らせる、ギリギリまで細部にこだわる
- 見てもらう、フィードバックをもらう
新しいことを学ぶ
チームメンバーとは、「普段できないような技術」を学んでみようというテーマでハッカソンに参加しています。
今回はARや3Dモデルなど、普段手をつけていなくて興味のある技術を調査し、実装するところまで行いました。
全く知らない状態で時間を絞って成果を出す経験は、普段あまりできないので、貴重でした。
尖らせる、ギリギリまで細部にこだわる
前回の経験から、今回は色々な機能を中途半端に実装せず、1つのアイデアを尖らせました。
モデルの表示位置調整や、複数人表示時の描画処理の工夫、リアルタイムの動画を2画面で表示 など、ギリギリまで細部にこだわって実装を続けました。
たった1つの機能ではありますが、それなりに見せられるレベルまで上げることができたので、時間をかけて作って良かったなと思います。
こだわりのじゃがいも、地味に大変だった、楽しかったなあ pic.twitter.com/NXQekX7wat
— 46kuro (@kuroFront46) 2019年12月15日
見てもらう、フィードバックをもらう
発表後に様々なフィードバックをもらいました。自分たちが出したアプリを見て頂けるのはとても有り難く、とても嬉しいなと改めて思いました。
ブースに来ていただいた人には、自分たちが作った作品を見て頂いて、本当に感謝しています。
言葉にするのは難しいですが、こういう感覚を忘れずに日々開発を続けていきたいです。
賞は取れなかったですが、作ろうとしたものを作れて、様々な人に見てもらえたので、とても満足しています。
あと、当日ブースで話を聞いていたところ、緊張したときは「かぼちゃ」じゃない?というツッコミが結構ありました。どっちが主流なんだろう。
余談
会場のWifiと飲み物(ペプシ)がありがたくて、とても快適な作業環境で、ずっと楽しかったです。
本物のワクワクさんを見れて良かったです。
あと、Comp(完全食)が配られていて、割とどっぷり浸かりました。絶妙な味でハマりそう。
COMPにどっぷり浸かってる #COMPBar pic.twitter.com/qEmjQR3Cjt
— 46kuro (@kuroFront46) 2019年12月14日
来年も参加したいです、来年は電子工作にも挑戦してみたいです。