【読書】稼ぐまちが地方を変える
読書
稼ぐまちが地方を変える 誰も言わなかった10の鉄則 (NHK出版新書)
- 作者: 木下斉
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2015/05/08
- メディア: 新書
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概要
17年間で経験してきた「まちづくり」に関する実体験と、その実体験から得た、「稼ぐための教訓」をまとめた本です。
学んだこと
まちを変える10の鉄則
- 小さく始めよ
- 補助金を当てにするな
- 「一連托生」のパートナーを見つけよう
- 全員の合意は必要ない
- 「先回り営業」で確実に回収
- 「利益率」にとことんこだわれ
- 「稼ぎ」を流出させるな *「 撤退ライン」は最初に決めておけ
- 最初から専従者を雇うな
- 「お金」のルールは厳格に
撤退ラインなどを先に決めず、ずるずると小金を稼いでしまうことは
町づくりだけでなく、事業などでも当てはまるのではないかなと感じました。
まちを変える10の覚悟
- 行政に頼らない
- 自ら労働力か資金を出す
- 「活動」ではなく「事業」としてやる
- 論理的に考える
- リスクを負う覚悟を持つ
- 「みんな病」から脱却する
- 「楽しさ」と利益の両立を
- 「入れて、回して、絞る」
- 再投資でまち全体に利益を
- 10年後を見通せ
プロジェクトは値踏みしてはいけない
プロジェクトは値踏みしてはいけない。誰もやっていないことを、まずは始めてしまうことが、その分野での一番手になるコツです。一番手になれば、周りから様々な人が寄ってくる。連動して情報が集まり、資金も集まるようになる。結果、自分たちで出来ることが広がっていくのです。
考えたことはどんどん実行していった方が良いなと感じました。
感想
自分の力で変えていくという意思がとても重要だということを学びました。
町づくりや事業のように、ある程度大きい規模での意思決定は、チーム内の人が無責任に発言をしてしまうため
みんなで決めるのではなく、決めたことを共有していくほうが良いことを学びました。
情報を発散させる段階では大人数で話し合って、決める段階では少人数で決めた方が良いのかなと感じました。
人を巻き込んでいくときの巻き込み方について、とても勉強になりました。