【読書】まんがで読破 武士道

読んだ本

武士道 ─まんがで読破─

武士道 ─まんがで読破─

概要

江戸時代から続く、武士道の考えかたについて新渡戸稲造が書いた本を、漫画でわかりやすく書いた本です。

武士道 - Wikipedia

なぜ読んだか

自分の知識を広げるため。

学んだこと

武士道は日本の道徳教育

武士道の書籍が出来た理由は、日本人は宗教を持っていないのに、どうして道徳教育ができるのか?

という外国人の問いから出来上がったことを学びました。

武士道は仏教や儒教からも影響を受けています。

人間としての正しい道、つまり正義を指すもの。

武士道の基本はフェアプレイの精神。

正しいことを実行すること。

義をみてせざるは、勇なきなり。

武士の情け。人間としての思いやり、他者への憐れみの心。

女性的なやさしさ、母のような徳。

礼儀作法は、心で肉体をコントロールし心を磨くという点において、目的の本質は一つ。

武士に二言なしという言葉は、誠から生まれている。

名誉

恥は道徳意識の基本であり、武士道としての名誉とは人としての美学を追求するための基本の徳。

武士達は「どう美しく死ぬか」を追求したが、それは同時に「なんのために生きるか」という哲学に帰着していた。

忠義

主君に対する絶対的な服従のこと。

強制ではなく、自発的なもの。

感想

生き方のかっこよさ

一歩間違えば、すぐに死ぬことになる時代では、死をより身近なものとして実感することが多く

そのために、生き方について考えることが多いのかなと思いました。

今は、少し失敗したくらいでは何度でもやり直しが効くため

その場に合わせて自分の意見を持たなくても、ある程度生きていくことができますが

武士のように一貫した生き方というのは、とてもかっこいいなと思いました。