【読書】インターネット・ゲーム依存症 ネトゲからスマホまで

読んだ本

概要

インターネットやゲームの依存症になることで起こる、依存について説明した本です。

なぜ読んだか

辞めたゲームをやりたくなってしまう。

最近、このようなことを思うことが多かったため、ゲームを断ち切ろうと思い読みました。

学んだこと

ゲームは承認欲求を満たすことができる

ゲームは、日常生活の複雑な問題よりも簡単にクリアすることができるため、承認欲求を満たすことができます。

日常生活から逃避するために使用することができるため、日常から逃避 → 承認欲求を満たす → ゲームに依存する というサイクルを生んでしまうことを学びました。

ゲームで得た承認欲求は、他の社会的欲求で満たすことで解決する

この承認欲求は、ゲーム以外の社会的欲求に変換することで解決することを学びました。

私も1年前にゲームに依存していましたが、ゲームへの欲求を仕事や彼女に向けることで、ゲーム依存を解決できていると感じています。

依存の怖さ

ゲームに限らず、物事に依存してしまうことは怖いことだなと思いました。

タバコ・酒・ゲーム、どれにしてもほどほどという領域を超えないようにすべきだなと感じました。

また、そのような依存を生み出さないよう、社会的欲求を満たす必要があると感じました。

依存はフラッシュバックする

私がそうなのですが、辛いことがあったときや、疲れているときなどに、ゲームをやりたくなることがあります。

本を読んで学んだのですが、「ゲームをすることで逃避ができる」という感覚を身体が覚えているため、依存がフラッシュバックするようです。

悪い習慣はすぐに戻ってしまうため、このような依存があることを自覚して生きていこうと思いました。

疑問点

本当にゲームが問題なのか?

本の中に、ゲームが問題で自殺してしまった学生の例などがありました。

確かに決定的な一打はゲームにあったのかもしれないですが

その背景にはいじめや虐待など、語られていない問題もあったのではないかと思いました。

立場の弱い学生にとって、ある程度逃避ができる環境を用意しておくことは重要だと思います。

ゲーム依存から抜け出せなくなったり、戻れなくなる前に、うまくコミュニケーションを取ることもまた、重要なのではないでしょうか?

Amazonレビューでネトゲ依存症の息子に読ませている人へ

この本を読ませるのもいいのかもしれないですが、この本を読んでも変わらないと思いました。

喫煙者にタバコが有害なことを伝えても意味がないのと同様、ゲーム依存症の子にこの本を読ませるよりも

コミュニケーションを取ったほうが良いのではないかと思いました。

ゲームを毛嫌いするのではなく、あえて子供と一緒にゲームをする時間を作ったりして

子供の味方であるということを伝えてあげるのも良いのではないかと思いました。