【読書】闇ウェブ
読んだ本
- 作者: セキュリティ集団スプラウト
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2016/07/21
- メディア: 新書
- この商品を含むブログ (3件) を見る
学んだこと
ダークウェブと呼ばれる場所が存在する
私たちが普段から行なっている通信では、基本的にはIPアドレスが追跡可能になっています。
しかし、Torという規格で通信を行うことで、IPアドレスを追跡不可能にし、匿名性を保って通信を行うことができるようです。
元々、何を期待されてこのような技術が発明されたのか、よく分かりませんが、この技術が悪用されて 武器・麻薬・ギャンブル・偽造通貨
などの売買が行われることを学びました。
ビットコインも悪用されていた
オンライン上での麻薬などの取引の際には、クレジットカードなどの個人が特定される情報は扱いにくいです、
そのため、ビットコインなどを使用することで個人を特定しにくくしているらしいです。
ビットコインを取引に使用している有名な海外のサイトが封鎖されたときには、ビットコインが一時的に暴落するようなこともあったとこのことでした。
流行る技術は、ある程度悪いことにも使われてしまうんだなと思いました。
データの重要性
世の中には技術を正しい方向に使用する人だけでなく、悪用する人もたくさんいることを学びました。
近年は、医療データや金融など、個人情報の中でもクリティカルなデータを扱うことが多くなってきています。
IoTなどで至る所までネットワークに繋がっていくと、脆弱性という言葉の重みが、これまでよりも深刻になるケースが多くなると思います。
データが悪用されないよう、セキュリティには細心の注意を払って作らないといけないなと感じました。
参考資料について
本の中では、多数の海外の記事などが挙げられていました。
こういったセキュリティについての問題は、国内でも挙げられることはありますが、海外の方がよりたくさん記事が挙がっていると思ったので、セキュリティについて学ぶときには、海外の記事を参照していくと、面白い情報に辿り着けそうだなと思いました。