【読書】常識を疑うことから始めよう
読んだ本
常識を疑うことから始めよう (Sanctuary books)
- 作者: ひすいこたろう,石井しおり
- 出版社/メーカー: サンクチュアリ出版
- 発売日: 2013/03/15
- メディア: 単行本
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学んだこと
前提を変える
「常識とは 18 歳までに培った 偏見のコレクションである」
─────────アインシュタイン 出典「アインシュタイン150の言葉」/ジェリー・メイヤー&ジョン・P・ホームズ編/ディスカヴァー・トゥエンティワン
常識とは、偏見であるという考えを持っておかないと、普通こうするみたいな考えに凝り固まってしまうため、嫌な感情を抱いた時には、なぜ嫌なのかを論理的に考えることが重要だと感じました。
前提を疑い、前提を変えてみる。これが自由な発想をするコツです。
悪口や嫌な感情から創造する
嫌な感情の背後には、必ず、あなたの常識(思い込み)が隠れていますので、探してみてください。どんな思い込みがあるから、このイヤな感情が生まれるんだろうって。思い込みに気づけたら、あとは、「それ、ほんと?」って疑ってみればいい。
嫌な感情がでてきたら、それは、自分の 思い込みや価値観に気づくチャンスです。
他にも、ユニクロへのクレーム募集のキャンペーンなどから、アイデアが生まれた例を見ました。
クレームに対してそのまま指摘を反映させるのではなく、クレームの本質的なところを考えて、良いアイデアを生むことが重要だと感じました。
逆をいく
常識の逆をいく会社の例では、未来工業という会社の例が挙げられていました。
アイデアの出し方
- 既存にあるものを3つあげる
- それぞれの要素を分解しながら組み合わせて、ないものを作る
嫌いなことから逃げない
「したくない仕事しか来ないんです。 でも、運は、そこにしかない」
心の火を灯す
1年間ただ働きなのに、なんでこんなに打ち込めたかというと、自分のハートに火を灯せたからです。 自分を味方につけると、「努力」の世界から、「趣味」の世界へ移行できます。
あなたの心に火を灯すこと。すべてはそこから始まります。
心に火を灯さなくてもある程度は仕事が出来るとは思いますが、突き抜けてライフワークになるためには弱いなと感じています。
この間先輩から教えて頂いた言葉にライフワークとライスワークという言葉がありましたが、この言葉の通りだなと感じました。
疑問点としては、自分にとってライフワークであっても、他の人にとってはライスワークということがあります。
そういうときに、相手と価値観を共有していく為にはどうすれば良いのかなと感じました。
武器は欠点
つい忘れてしまいがちですが、自分にとっての武器は変化をする上では足枷になったりすることもあるため、欠点にもなり得ることを学びました。
また、武器を信じ過ぎていると、傲慢さが出てしまうこともあるため、気をつけなければいけないなと感じました。
感想
どんな逆境であったり、マイナスな感情を抱いているときでも、その感情すらも利用することで、自分の成長につなげたり、プラスの方向へと繋げることができると思いました。
辛いなと感じたり、普通できないでしょとか思った時には、なんで出来ないと思ったのか、本当に出来ないのかを考えようと思いました。
人生とは、ないものを嘆くのではなく、あるものを工夫して、楽しむもの。自分にないものはないでいい。
自分にあるものだけで世界は変えられるのです。
地に足をつけて、着実にステップアップしていきたいと感じました。
また、様々な本を引用して本書が書かれているため、参考文献を読み漁っていきたいなと感じました。