【読書】過労死: その仕事、命より大切ですか
読んだ本
- 作者: 牧内昇平
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2019/03/14
- メディア: 単行本
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働きすぎ・暴力・いじめ などが原因で過労死が起きてしまった事例をもとに、働き方について考えさせられる本です。
学んだこと
辞められないと思ってしまう
「仕事を辞めてしまうと、次の仕事がなくなってしまうのではないか、お金がなくなってしまうのではないか」
このような悩みによって、自分自身を追い込んでしまうこともあるようです。
辛い環境にいるときほど、判断力は鈍くなり、一見楽に見える方にいって、自殺をしてしまう方もいると思うので、本当に辛いのであれば、辞めてしまう選択肢を持った方がいいと思いました。
また、借金やローンなどによって、複雑な環境が辞めにくくすることも学んだため、どうしても辛い時に辛いと言える環境を周りに用意しておくことも重要だと感じました。
働いた時間はチェックする
自分がどれだけ働いているのか、あまり意識してこなかったです。
幸いにも残業時間は短い会社のため、意識しなくても問題はありませんが、自分を自分でコントロールするため、残業時間についても意識するべきだなと感じました。
働きすぎって何だろう
エンジニアとして生きていく上で、趣味 = 仕事のようなところもあり、休日も仕事に近いことをすることはあると思います。
業務で使うかもしれない技術調査や、新しい技術の学習などは、休日にやることも多いのではないかなと思います。
上記作業はとても楽しいため、どれだけ時間をかけてももっとやりたいなと感じます。
一方で、このような作業を働いていると感じて行うのであれば、とても辛いだろうなと思います。
義務感を持って技術調査をするのであれば、私はやりたくないなと思ってしまう気がしますし、進まないだろうなと思います。
本に出てきた人たちは、責任やプライドを持って張り詰めている状態が続いているため、責任を背負いすぎない努力もしなければいけないなと感じました。