【読書】いま知っておきたい「みらいのお金」の話

読んだ本

いま知っておきたい「みらいのお金」の話

いま知っておきたい「みらいのお金」の話

仮想通貨について、とても分かりやすく基本的なことをまとめている本です。

技術的な用語を使わないようにしていて、技術的な知識背景がなくても本を読みやすい構成になっていて、とても分かりやすかったです。

学んだこと

国ごとに通貨がある概念がなくなる

仮想通貨がなくなると、国が中央集権的に取り決めている通貨ではなく、世界中の人がP2Pでお金の取引を行うことができます。

ニュースやTwitterなどで挙げられる、仮想通貨に関する高騰や下落などの報道を見ていると、本質的な部分を忘れてしまいそうですが、どのような思想で仮想通貨が作られているのかを再認識しました。

お金って何?

本書の中では、お金ってそもそもあるの?とか、お金の役割について言及をしていました。

お金は以下の3つの機能を持つメディアであり、価値そのものではないと書かれていました。

  • 価値の保存
  • 価値の交換
  • 価値の尺度

お金を機能させるために信用があり、信用の関係の中で普段生きていることを学びました。

感想

仮想通貨について

小さい経済圏でお金を作ることができるのが、とても面白いなと感じました。

家族や友人などの間で簡単に使えるような取引通貨を作って、そういうので遊んでみたいなと思いました。

「こどもが遊べる街」のキッザニアには独自の通貨があったと思いますが、キッザニアの感覚を思い出しました。