【読書】美大とかに行けたら、もっといい人生だったのかな。
読んだ本
- 作者: あらいぴろよ
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2018/02/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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感想
個性って何か
本の中では、協調性が全くなく個性を押し出そうとするB子と、そのB子に手を焼く著者のストーリーが描かれています。
自分らしさを求めるあまり、ひとりよがりに相手に押し付けてしまうB子と、そのB子を見て色々な気づきを得る著者の話になっています。
本を読んで、個性について考えさせられました。
自分の中の10人の自分
ジュゼッペ・アルチンボルドという人の絵をもとに、自分の中にはたくさんの自分がいて、一人の人間なんじゃないかと書いていました。
短所と長所をそれぞれ5個ずつあげ、それぞれについてキャラクターを持って自分の中に自分を作っていました。
リトル本田みたいな感じで、私も色んな自分がいることを自覚しないといけないなと思いました。
前に行なったストレングスファインダーでは、自分の長所は以下の要素でした。
- 活発性
- 指令性
- 自己確信
- 個別化
- 自我
自分の中の自分を認識し、思考パターンについて知りたいなと思いました。
不安と戦い、自分を肯定する
こんな自分で良いのか、自分のありのままを受け入れてもらえるのかという不安は常にあると思います。
自分の中には様々な自分がいて、否定が入ったり嫌悪したりする状態になっています。
そして、それぞれの性格が複雑に絡み合っているため、不安を払拭することがとても難しいということを学びました。
また、ありのままを認めるということも、自分に対して開き直って向上心をなくすことはよくないです。
自分の思考パターンを上手く使いこなし、自分を肯定しながら生きていけるようにしたいなと感じました。