【読書】学力テストで測れない非認知能力が子供を伸ばす
読んだ本
- 作者: 中山芳一
- 出版社/メーカー: 東京書籍
- 発売日: 2018/11/16
- メディア: Kindle版
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これからの時代に必要になるとされる、非認知能力について書かれた本です。
学んだこと
頭の良さとは?
頭の良さは、数値化できる認知能力だけでなく、情報選択力・想像力 などの能力も含めて判断される。
学習指導要領で掲げられた生きる力には「思考力・判断力・表現力・学びに向かう力・人間性」が明記された。
非認知能力とは?
- 認知能力:点数に出して測定しやすい能力
- 非認知能力:点数にすることが難しい能力(コミュニケーション力・思いやり・忍耐力 など)
右脳・左脳、論理・水平思考のジャンル分けの一つなのかなと思いました。
社会情動的スキル(Social and Emotional Skills)として国際的にも認知されているようです。
VUCAの時代
非認知能力を育てる
それぞれの発達段階の特徴に応じて、適切な支援のあり方が問われている。
- GIRT(やり切る)力を育てる
- PDCAサイクルを回す(日記を書くなどして振り返りを行う)
- 自ら考え、やり切ることで忍耐力を身につける
非認知能力の要素分解
- 自分と向き合う力=自己内対話能力(想像力、自制心、忍耐力・耐性)
- 自分を高める力=自己啓発能力(自信(自尊感情)、楽観性、意欲・情熱)
- 他者とつながる力=他者共同能力(コミュニケーション力、共感性、社交性・協調性)
感想
毎日の成果にこだわるだけでなく、自分の振り返りを定期的に行うことも重要だと再実感しました。
非認知能力を意識し、自分に足りないものを意識して毎日を過ごしていこうと思いました。