【読書】The Analects 論語に学ぶビジネス・エシックス
読んだ本
- 作者: 加地伸行(大阪大学名誉教授),フジテレビKIDS,Charles De Wolf(慶應義塾大学名誉教授)
- 出版社/メーカー: 大誠社
- 発売日: 2015/10/05
- メディア: 単行本
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中国、儒教の根本文献であり、孔子の論語のうち、人との関わりなどについて書かれた本です。
また、英語の和訳もある本です。
学んだこと
学びて時に之を習う。亦説ばしからずや。
学ぶことはなんて嬉しいことなのかという言葉です。
そのほかにも、学ぶことについて、下問を恥じず(知らないことを恥じる必要はない)、など書かれていました。
また、中庸の考えについても少し言及されていました。
子曰く、己に克ち礼に復るを、仁と為す
克己復礼の考え方です。
克己復礼については、下記の記事が参考になりました。
後生、おそるべし
自分より若いというだけで見下げてはいけないという言葉です。
過ぎたるは猶及ばざるが如し
やりすぎもやらな過ぎもどちらも悪いという言葉です。
ほどほど、バランスを取るという中庸の考え方は割と好きです。
感想
こんな前から生き方について書かれている本はあるのかと感じた
孔子が生きていたのは、紀元前約500年で、2500年ほど前に論語が世に出されています。
このような古い書物でここまで人について語られているのはとてもすごいなと感じています。
逆に、これだけ前から生き方について書かれているのに、今でも生き方・学び方についての様々な本が売れているのは
応用形やテクニックとして、時代に合わせて様々な生き方が変わるからなんだろうなと思いました。
生き方についての基礎的なところを学ぶために、こういう本は読んだ方が良いと感じました。